Changes between Version 29 and Version 30 of FAQ


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Dec 15, 2016, 1:12:19 PM (7 years ago)
Author:
ertl-yutaka
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  • FAQ

    v29 v30  
    2929
    3030==== Q:EV3RTのバージョンをβ6に更新したら、workspace ディレクトリがなくなりました。どこに移動されたのでしょうか? ====
    31 
    3231A:β6から,workspaceの場所が以下のように変更になりました。アプリケーションのフォルダを移動してから、再度ビルドしてください。
    33   * 【β6以降】hrp2/sdk/workspace
    34   * 【β5.2以前】hrp2/workspace
     32
     33 * 【β6以降】hrp2/sdk/workspace
     34 * 【β5.2以前】hrp2/workspace
    3535
    3636== ダイナミックローディング/アプリケーションローダ(apploader)に関する質問 ==
    37 
    3837==== Q:ダイナミックローディング用の実行ファイルを作成するために、make mod=<フォルダ名>と実行したら、以下のように表示されました。これはどんな意味でしょうか? ====
    39 
    4038{{{
    4139$ make mod=<フォルダ名>
     
    4341make app=<folder>
    4442}}}
    45 
    4643A:EV3RTのβ6以降では、ビルドの方法が以下のように変更されました。
    4744
     
    6663
    6764== アプリケーションの開発方法に関する質問 ==
     65
    6866==== Q:周期的な処理を追加するためには、どうすれば良いでしょうか? ====
    6967A:(1) app.cfg ファイルに、EV3_CRE_CYCを使って周期ハンドラを作成します。以下の例に従って、cfgファイルに追記してください。
     
    138136詳細は、TOPPERS次世代カーネル統合仕様書のCRE_TSKの説明を参照してください。また、アプリケーションの動作中に優先度を変更する chg_pri というAPIもあります。
    139137
     138==== Q:ソースコードを複数のディレクトリに分けて管理するにはどうすれば良いでしょうか? ====
     139A:以下の2つの方法があります。なお,この方法は,EV3RT β6-3でサポートされましたので,それ以前のバージョンをお使いの場合は,β6-3以降に更新してからお試しください。
     140
     141hrp/sdk/workspace 以下にアプリケーションのディレクトリ(appとする)が存在していることを前提に説明します。
     142
     143最初の状態では,アプリケーションのディレクトリ内にすべてのソースコードを置く,または以下のルールに従って置くことができます。
     144
     145・include という名称のディレクトリにヘッダファイル
     146・src という名称のディレクトリに .c ファイル
     147
     148make を実行した際には,この想定でソースコードを探索します。
     149
     150もし,別の名称のディレクトリを作成したい場合には,以下のファイルを修正する必要があります。
     151{{{
     152ev3rt/hrp2/sdk/common/Makefile.prj.common
     153}}}
     154
     155修正方法は,管理方法によって以下のように2つあります。修正した後,再度,make を実行してください。
     156
     157===== すべてのディレクトリを探索対象に入れる場合 =====
     158
     159アプリケーションのディレクトリの下に,複数のディレクトリを作成し,全部を探索対象に入れたい場合には,
     160{{{
     161APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d),$(dir))
     162}}}
     163と修正すれば,OKです。この場合,すべてのディレクトリが対象になるので,例えば,バージョン1(ver1ディレクトリ)と機能を追加したバージョン2(ver2ディレクトリ)のディレクトリを切り替えるという用途には使えません。
     164その場合は,次のディレクトリ指定の方法を使います。
     165
     166===== ソースコードのディレクトリを指定する場合 =====
     167
     168例えば,src の下にtestというディレクトリを作成し,そこに.cファイルを置きたい場合には,以下のように,1行追加すればOKです。
     169{{{
     170APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d -name src),$(dir))
     171↓こちらを追加
     172APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d -name test),$(dir))
     173
     174}}}
     175
     176
    140177
    141178==== Q:ログの出力先を変更することはできますか? ====
    142179A:ログの出力先は、以下のいずれかから選択できます。
     180
    143181 * UART(EV3の1番ポートにケーブルを接続)
    144182 * Bluetooth
     
    153191DefaultPort = LCD ← LCDを使用する場合
    154192}}}
    155 
    156193何も指定しない場合(上記の設定を何も書かない場合)は、出力先はLCDになります。
    157194