Changes between Version 29 and Version 30 of FAQ
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FAQ
v29 v30 29 29 30 30 ==== Q:EV3RTのバージョンをβ6に更新したら、workspace ディレクトリがなくなりました。どこに移動されたのでしょうか? ==== 31 32 31 A:β6から,workspaceの場所が以下のように変更になりました。アプリケーションのフォルダを移動してから、再度ビルドしてください。 33 * 【β6以降】hrp2/sdk/workspace 34 * 【β5.2以前】hrp2/workspace 32 33 * 【β6以降】hrp2/sdk/workspace 34 * 【β5.2以前】hrp2/workspace 35 35 36 36 == ダイナミックローディング/アプリケーションローダ(apploader)に関する質問 == 37 38 37 ==== Q:ダイナミックローディング用の実行ファイルを作成するために、make mod=<フォルダ名>と実行したら、以下のように表示されました。これはどんな意味でしょうか? ==== 39 40 38 {{{ 41 39 $ make mod=<フォルダ名> … … 43 41 make app=<folder> 44 42 }}} 45 46 43 A:EV3RTのβ6以降では、ビルドの方法が以下のように変更されました。 47 44 … … 66 63 67 64 == アプリケーションの開発方法に関する質問 == 65 68 66 ==== Q:周期的な処理を追加するためには、どうすれば良いでしょうか? ==== 69 67 A:(1) app.cfg ファイルに、EV3_CRE_CYCを使って周期ハンドラを作成します。以下の例に従って、cfgファイルに追記してください。 … … 138 136 詳細は、TOPPERS次世代カーネル統合仕様書のCRE_TSKの説明を参照してください。また、アプリケーションの動作中に優先度を変更する chg_pri というAPIもあります。 139 137 138 ==== Q:ソースコードを複数のディレクトリに分けて管理するにはどうすれば良いでしょうか? ==== 139 A:以下の2つの方法があります。なお,この方法は,EV3RT β6-3でサポートされましたので,それ以前のバージョンをお使いの場合は,β6-3以降に更新してからお試しください。 140 141 hrp/sdk/workspace 以下にアプリケーションのディレクトリ(appとする)が存在していることを前提に説明します。 142 143 最初の状態では,アプリケーションのディレクトリ内にすべてのソースコードを置く,または以下のルールに従って置くことができます。 144 145 ・include という名称のディレクトリにヘッダファイル 146 ・src という名称のディレクトリに .c ファイル 147 148 make を実行した際には,この想定でソースコードを探索します。 149 150 もし,別の名称のディレクトリを作成したい場合には,以下のファイルを修正する必要があります。 151 {{{ 152 ev3rt/hrp2/sdk/common/Makefile.prj.common 153 }}} 154 155 修正方法は,管理方法によって以下のように2つあります。修正した後,再度,make を実行してください。 156 157 ===== すべてのディレクトリを探索対象に入れる場合 ===== 158 159 アプリケーションのディレクトリの下に,複数のディレクトリを作成し,全部を探索対象に入れたい場合には, 160 {{{ 161 APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d),$(dir)) 162 }}} 163 と修正すれば,OKです。この場合,すべてのディレクトリが対象になるので,例えば,バージョン1(ver1ディレクトリ)と機能を追加したバージョン2(ver2ディレクトリ)のディレクトリを切り替えるという用途には使えません。 164 その場合は,次のディレクトリ指定の方法を使います。 165 166 ===== ソースコードのディレクトリを指定する場合 ===== 167 168 例えば,src の下にtestというディレクトリを作成し,そこに.cファイルを置きたい場合には,以下のように,1行追加すればOKです。 169 {{{ 170 APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d -name src),$(dir)) 171 ↓こちらを追加 172 APPL_DIR += $(foreach dir,$(shell find $(APPLDIR) -type d -name test),$(dir)) 173 … 174 }}} 175 176 140 177 141 178 ==== Q:ログの出力先を変更することはできますか? ==== 142 179 A:ログの出力先は、以下のいずれかから選択できます。 180 143 181 * UART(EV3の1番ポートにケーブルを接続) 144 182 * Bluetooth … … 153 191 DefaultPort = LCD ← LCDを使用する場合 154 192 }}} 155 156 193 何も指定しない場合(上記の設定を何も書かない場合)は、出力先はLCDになります。 157 194