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TOPPERS BASE PLATFORM でAzure IoTに接続するサンプルプログラム

TOPPERS BASE PLATFORMを使い Azure IoTに接続するサンプルアプリ。

リストの下にある「Download in other formats:」の「Zip Archive」をクリックすると、zipファイルでダウンロードできます。

開発環境

ビルドはGCCとGNU makeを使用します。 ここではWindowsでの開発環境について説明します。 GCCはここで、 GNU makeはMSYS2のものを使います。 IDEとして、Visual Studio Codeを使います。

MSYS2とVisual Studio Codeの環境構築は、下記を参照してください。 https://qiita.com/takasehideki/items/fa0a1a6567a22f469515 ARM GCCの環境構築ですので、RISC-V版の場合はRISC-V GCCに置き換えて読んでください。 Visual Studio Codeの設定は、下記にGCCが展開してある設定になっています。 STマイクロ版は「C:\Program Files (x86)\GNU Tools ARM Embedded\9 2019-q4-major\bin」で、 RISC-V版は「C:\xpack-riscv-none-embed-gcc-8.3.0-1.2」です。

Sipeed Maix BitのCPU Kendryte K210向けのGCCも使用できますが、下記の違いを直す必要があります。

-xpackKendryte備考
インストールしたフォルダC:\xpack-riscv-none-embed-gcc-8.3.0-1.2C:\kendryte-toolchain各自の環境に合わせる
コマンドプリフィックスriscv-none-embedriscv64-unknown-elf-
marchオプション-march=rv64imafdc-march=rv64imafc-
mabiオプション-mabi=lp64d-mabi=lp64f-

TOPPERS BASE PLATFORMのリリースに合わせてxpackを使用しています。

ビルド

ルートフォルダにある「azure_iothub.code-workspace」を、Visual Studio Codeで開きます。 初回の起動では下記の手順が必要です。 「Ctrl+@」でターミナルを開きます。この時警告のポップアップが出るので、「許可」してください。 Visual Studio Codeを一度終了して、もう一度起動します。 「Ctrl+Shift+B」でビルドが始まります。 「app_iothub_client\Debug\app_iothub_client.bin」が出力ファイルで、これを書き込みます。

書き込み

NUCLEO F767ZIは、USB接続した際にドライブにコピーすることで書き込みます。

Sipeed Maix Bitは、K-Flashを使って書き込みます。 ボーレートは115200が安定して書き込めます。

Lisence

フォルダ名称ライセンス
app_iothub_client/srcアプリファイルヘッダー参照
app_iothub_client/kendryteKendryte K210 standalone SDKApache-2.0 License
asp_baseplatformTOPPERS BASE PLATFORMTOPPERS License
azure_iot_sdkAzure IoT C SDKs and LibrariesMIT License
wolfssl-4.4.0wolfSSLGPL License
or
商用ライセンス
zlib-1.2.11zlibzlib license
Last modified 4 years ago Last modified on Aug 21, 2020, 12:51:01 PM
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