Changes between Version 11 and Version 12 of EcnlProtoTool


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Jun 13, 2017, 9:18:13 PM (7 years ago)
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coas-nagasima
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  • EcnlProtoTool

    v11 v12  
    1919[[Image(proto_tool.gif)]]
    2020
    21  1.GR-PEACHは固定のIPアドレス「192.168.137.110」となっているので、サブネットの合っているPCのブラウザから「{{{http://192.168.137.110/}}}」をURLとして開きます。(IE、Edge、Chrome、FireFoxでは、表示されますが、Operaでは表示が途中て止まってしまいます。原因は未調査です。)
    22 
    23  2.画面は、ブロック、Ruby、出力のタブがあり、ブロックのタブにはメインループやECHONET機器やノードに対応するクラスを選択する領域と、Blocklyによるプログラミングの領域があります。Blocklyの部分にはツールボックスがあり、標準のブロックの他にTOPPERS/ECNLのAPIブロックとECHONET機器のプロパティブロックがあります。また、GR-PEACH自体の制御のためにArduinoブロックがあります。ArduinoブロックはGR-CITRUSの[https://github.com/wakayamarb/wrbb-v2lib-firm/blob/master/firmware_release/description/Ruby%20Firmware%20on%20GR-CITRUS.pdf Ruby版Arduino API]をブロック化したものです。動作はLEDのdigitalWriteしか確認が出来ていない状況です。
    24 
    25  3.上の操作例では、「新しい機器オブジェクト」の追加画面から「一般照明」を選択して追加します。
    26 
    27  4.「クラス」の領域で選択した一般照明で表示されているBlocklyの画面で、ツールボックスからECHONET Lite Propertyの中から「動作状態」を選んで配置します。このブロックには、「動作状態」を「ON」にする電文を受信した時と、「OFF」にする電文を受信した時の処理を、ブロックで記述することが出来ます。
    28 
    29  5.動作状態がONに設定されたときは、Arduino APIのデジタルライトで緑のLEDをHIGHになるようにし、OFFに設定されたときは、緑のLEDをLOWになるように処理を書きます。
    30 
    31  6.「クラス」の領域で「!MainLoop」を選択し、緑のLEDのピンが出力ポートになるよう、「PINモードの設定」をOUTPUTにします。
    32 
    33  7.右上の「実行」ボタンの押下で、GR-PEACHに今定義した動作が書き込まれ実行されます。
    34 
    35  8.実行状態でECHONET Liteの確認用ソフトの「[https://smarthouse-center.org/sdk/download/ SSNG]」などで、GR-PEACHのIPアドレスに対して一般照明の動作状態を0x30や0x31に設定する電文を送信すると、GR-PEACHの緑のLEDがON/OFFします。
     21 1. GR-PEACHは固定のIPアドレス「192.168.137.110」となっているので、サブネットの合っているPCのブラウザから「{{{http://192.168.137.110/}}}」をURLとして開きます。(IE、Edge、Chrome、FireFoxでは、表示されますが、Operaでは表示が途中て止まってしまいます。原因は未調査です。)
     22 2. 画面は、ブロック、Ruby、出力のタブがあり、ブロックのタブにはメインループやECHONET機器やノードに対応するクラスを選択する領域と、Blocklyによるプログラミングの領域があります。Blocklyの部分にはツールボックスがあり、標準のブロックの他にTOPPERS/ECNLのAPIブロックとECHONET機器のプロパティブロックがあります。また、GR-PEACH自体の制御のためにArduinoブロックがあります。ArduinoブロックはGR-CITRUSの[https://github.com/wakayamarb/wrbb-v2lib-firm/blob/master/firmware_release/description/Ruby%20Firmware%20on%20GR-CITRUS.pdf Ruby版Arduino API]をブロック化したものです。動作はLEDのdigitalWriteしか確認が出来ていない状況です。
     23 3. 上の操作例では、「新しい機器オブジェクト」の追加画面から「一般照明」を選択して追加します。
     24 4. 「クラス」の領域で選択した一般照明で表示されているBlocklyの画面で、ツールボックスからECHONET Lite Propertyの中から「動作状態」を選んで配置します。このブロックには、「動作状態」を「ON」にする電文を受信した時と、「OFF」にする電文を受信した時の処理を、ブロックで記述することが出来ます。
     25 5. 動作状態がONに設定されたときは、Arduino APIのデジタルライトで緑のLEDをHIGHになるようにし、OFFに設定されたときは、緑のLEDをLOWになるように処理を書きます。
     26 6. 「クラス」の領域で「!MainLoop」を選択し、緑のLEDのピンが出力ポートになるよう、「PINモードの設定」をOUTPUTにします。
     27 7. 右上の「実行」ボタンの押下で、GR-PEACHに今定義した動作が書き込まれ実行されます。
     28 8. 実行状態でECHONET Liteの確認用ソフトの「[https://smarthouse-center.org/sdk/download/ SSNG]」などで、GR-PEACHのIPアドレスに対して一般照明の動作状態を0x30や0x31に設定する電文を送信すると、GR-PEACHの緑のLEDがON/OFFします。
    3629
    3730== GR-PEACH上のmruby実行環境 ==
     
    8477||onigmo-5.15.0||mruby用正規表現ライブラリ||libonigmo.a||||
    8578||mrbgems||mruby-onig-regexp \\ mruby-io、mruby-pack、mruby-socket、mruby-dir \\ mruby-ecnl \\ mruby-arduino(Wakayama.rb Ruby Board V2 library)||-||ファイル管理のみ||
    86 ||mruby-1.2.0||mruby||libmruby.a||onigmo-5.15.0、mrbgemsに依存||
     79||mruby-1.2.0||mruby||libmruby.a||onigmo-5.15.0、mrbgemsに依存[[BR]][#point1 ※]プロジェクトのプロパティの変更が必要||
    8780||tcc-0.9.26||Tiny C compiler||libtcc.a||||
    8881||prototool||GR-PEACH側アプリ||prototool.bin||ntshell、mruby-1.2.0、tcc-0.9.26に依存||
     
    9184デバッグは、ntshellとprototoolで出来ますが、それぞれに登録されたソースコードのみがシンボルデバッグできます。
    9285「ntshell\webserver\httpd_fs.bin」は、Webアプリのコンテンツを含んだROMディスクのイメージで、Webアプリのビルドで出力されるファイルです。GR-PEACH側アプリのビルドで必要なファイルの一つで、最終成果物「prototool.bin」に含まれます。
     86
     87[=#point1 ※]mrubyをビルドするために、以下の操作を行い環境変数PATHに必要なコマンドへのパスを設定します。[[BR]]
     88 1. e2studioの「プロジェクト・エクスプローラー」で「mruby-1.2.0」を選択します。
     89 2. 右クリックして表示されたメニューの一番下の「プロパティ」を選択します。
     90 3. 左枠の「C/C++ ビルド」の中の「環境」を選択します。
     91 4. 右枠の「設定する環境変数」の「PATH」を選択して、右端の「編集」ボタンを押します。
     92 5. 「値」の先頭に「C:\Mingw\bin;」を追加します。また、最後に「;${workspace_loc:/tools/bin}」を追加します。
     93 6. 「OK」ボタンで「変数の編集」と閉じ、「プロパティ:mruby-1.2.0」画面の「OK」ボタンで確定します。
     94
     95「C:\Mingw\bin;」はmrubyのホストコマンドをビルドするのに必要で、MinGWなどのgcc.exeがあるパスを指定してください。[[BR]]
     96「;${workspace_loc:/tools/bin}」は、bison.exeのあるパスを指定しています。
    9397
    9498== 使用しているオープンソース ==