= = = 開発環境のインストール(Windows + Cygwin編) = Windows + Cygwinで開発する場合、以下の手順で開発環境を構築することができます。 == ① Cygwinのインストーラをダウンロードします == * [https://www.cygwin.com/ Cygwinのサイト]からインストーラをダウンロードすることができます * 64-bit版Cygwinのインストーラ([http://cygwin.com/setup-x86_64.exe setup-x86_64.exe])をオススメします * 32-bit版Cygwin([http://cygwin.com/setup-x86.exe setup-x86.exe])でも動作できる報告があります * Cygwinのインストーラ(setup-x86_64.exe又はsetup-x86.exe)を起動します [[Image(pic1.png)]] 上記の画面が表示されたら、「次へ」をクリックします == ② インストールの方式を選択します == [[Image(pic2.png)]] * 「Install from Internet」を選択して「次へ」をクリックします == ③ インストール先のディレクトリを設定します == [[Image(pic3.png)]] * 自由に指定しても構いませんが、デフォルトの設定をオススメします * 別の場所を指定する場合、スペースや全角文字が含まれているパスを使わないでください == ④ ダウンロードしたパッケージを置くディレクトリを設定します == [[Image(pic4.png)]] * 自由に指定しても構いませんが、デフォルトの設定をオススメします * 別の場所を指定する場合、スペースや全角文字が含まれているパスを使わないでください == ⑤ インターネット接続を設定します == [[Image(pic5.png)]] * プロキシサーバ等を使っていない場合、「Direct Connect」を選択して「次へ」をクリックします == ⑥ パッケージをダウンロードするサイトを選択します == [[Image(pic6.png)]] * 任意のサイトを選択しても構いませんが、日本国内のサイト(末尾がjp)をオススメします == ⑦ インストールするパッケージを選択します == * 本プラットフォームを使うために、下記のパッケージをインストールする必要があります * gcc-core (本稿執筆の時点のバージョンは4.9.0-1) * make (本稿執筆の時点のバージョンは4.0-2) * diffutils (本稿執筆の時点のバージョンは3.3-2) * perl (本稿執筆の時点のバージョンは5.14.4-1) [[Image(pic7.png)]] * パッケージの選択が完了したら「次へ」をクリックします == ⑧ インストールするパッケージを確認します == [[Image(pic8.png)]] * 「次へ」をクリックしてインストールを始めます == ⑨ Cygwinのインストールは完了しました == [[Image(pic9.png)]] * 上記の画面が表示されたらインストールが完了しました * ショットカットの作成場所を指定して「完了」をクリックします * 次はコンパイラ(GCC ARM)をインストールします == ⑩ GCC ARM(GNU Tools for ARM Embedded Processors)のインストーラをダウンロードします == * [https://launchpad.net/gcc-arm-embedded/+download GCC ARMのサイト]からインストーラをダウンロードすることができます * Windows用インストーラをダウンロードしてください * 動作確認済バージョン:[https://launchpad.net/gcc-arm-embedded/4.8/4.8-2014-q3-update/+download/gcc-arm-none-eabi-4_8-2014q3-20140805-win32.exe gcc-arm-none-eabi-4_8-2014q3-20140805-win32.exe] * GCC ARMのインストーラを起動します [[Image(pic10.png)]] * 「English」を選択してOKをクリックします [[Image(pic11.png)]] * 「Yes」をクリックします [[Image(pic12.png)]] * 「Next」をクリックします == ⑪ ライセンスを確認します == [[Image(pic13.png)]] * 「I accept the terms of the license agreement」を選択して「Next」をクリックする == ⑫ インストール先のディレクトリを設定します == [[Image(pic14.png)]] * 自由に指定しても構いませんが、デフォルトの設定をオススメします * 別の場所を指定する場合、全角文字が含まれているパスを使わないでください == ⑬ インストール先のディレクトリを確認します == [[Image(pic15.png)]] * 上記の画面が表示されたら、「Next」をクリックしてインストールを始めます == ⑭ GCC ARMのインストールは完了しました == [[Image(pic16.png)]] * 上記の画面が表示されたらインストールが完了しました * '''必ず「Add path to environment variable」だけ選択'''して「Finish」をクリックします * 次はU-Bootのmkimageをインストールします == ⑮ U-Bootのmkimageのインストール == * 下記のリンクからCygwin用のmkimageのバイナリをダウンロードします * http://www.trimslice.com/download/tools/Mkimage.tar.gz * Cygwinのターミナルを開いて「Mkimage.tar.gz」のあるディレクトリに移動します * 下記のコマンドで「Mkimage.tar.gz」を解凍して、「/usr/local/bin」にコピーします {{{ $ zcat Mkimage.tar.gz | tar xvvz $ cp mkimage.exe /usr/local/bin }}} * これで、U-Bootのmkimageのインストールが完了しました 以上、Windows+Cygwinでの開発環境の構築は終了しました。