= Windows でのBluetoothの接続方法 = == Bluetoothドングルの対応状況 == Windowsで開発を行う場合、Bluetoothドングルのドライバ(プロトコルスタック)により、対応状況が異なります。 Windows 7では、以下の表に参照してください。 || プロトコルスタック || 相性 || 備考 || || Broadcom || ◎ || ABE Bluetooth Dongle(レゴ公式販売)、I-O DATA USB-BT40LE、Kinivo BTD-400 || || Toshiba || ◎ || 販売しているドングルは少ないです(基本はLet’s Noteで搭載) || || Windows汎用ドライバ || ○ || 接続できない時もあります || || CSR || × || CSRのSSPドライバにバグあるらしいので接続は自動的に切断されます || |||||| 凡例 ◎:正常動作 ○:正常動作する場合が多い ×:動作できない || * CSRのスタックを利用する多くのドングルはWindows汎用ドライバもサポートします。 * デフォルトがCSRであるドングルで開発したい場合、Windows汎用ドライバを試してください。 参考情報:[http://www.afrel.co.jp 株式会社アフレル様]が実施された接続テストでは、以下の結果になったと報告されています(2015年2月20日)。 [[Image(afrel_bluetooth_test-20150220.png)]] == Bluetoothの接続手順(Windows + 汎用ドライバ編) == * TODO: 汎用ドライバは安定になっているため,説明を追加 == Bluetoothの接続手順(Windows + Toshibaスタック編) == ① EV3の電源を入れて、アプリケーションを実行します ② 「Bluetooth設定」を開いて、「新しい接続」をクリックします [[Image(pic2.png)]] ③ 「カスタムモード」を選択して、「次へ」をクリックします [[Image(pic3.png)]] ④ 「Mindstorms EV3」を選択して、「次へ」をクリックします [[Image(pic4.png)]] * 「Mindstorms EV3」はデフォルトのデバイス名です。「ev3.h」で変更できます。 ⑤ 「Serial Port Profile」を選択して、「次へ」をクリックします [[Image(pic5.png)]] ⑥ 「デフォルトのCOMポートを使用する」をチェックして、「次へ」をクリックします [[Image(pic6.png)]] ⑦ EV3のBluetoothのシリアルポート番号を確認して、「次へ」をクリックします [[Image(pic7.png)]] ⑧ 下記の画面が表示されたらEV3の新規接続設定は完成しました [[Image(pic8.png)]] ⑨ 追加した「Mindstorms EV3」のアイコンをダブルクリックして接続を行います [[Image(pic9.png)]] * 失敗の場合はもう一度ダブルクリックしてください * 既にこのアイコンが存在している場合、②から⑧までの新規接続の手順は省略できます ⑩ 下記の画面が表示されたらPINコード「0000」を入力します [[Image(pic10.png)]] * 「0000」はデフォルトのPINコードです。「ev3.h」で変更できます。 ⑪ 接続は完成したら、ターミナルエミュレータを開いてEV3のBluetoothのシリアルポートに接続します [[Image(pic11.png)]] * 図はTera Termの例です ⑫ 以上でBluetoothの接続が完了しました。ターミナルエミュレータでEV3と通信できるようになりました。シリアル端末のボーレートは、115200[bps] に設定しておきましょう。