Changes between Initial Version and Version 1 of armv6_m_gcc


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May 22, 2015, 12:12:17 PM (9 years ago)
Author:
nmir-saito
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  • armv6_m_gcc

    v1 v1  
     1= TOPPERS/SSP Kernel for ARMv6-M (separate package) =
     2
     3ARMv6-Mプロセッサ向けTOPPERS/SSPカーネルの個別パッケージです.[[BR]]
     4ターゲットボードとして [http://www.nxp-lpc.com/lpc_boards/lpcxpresso/ LPCXpresso LPC812] で動作確認しています.
     5
     6= 必要なもの =
     7
     8動作を確認するには,以下のものを用意してください.
     9
     10* [http://www.toppers.jp/ssp-kernel.html#d-download TOPPERS/SSPカーネル 1.3.0]
     11 * TOPPERS/SSPカーネルの非依存部個別パッケージです.
     12* このプログラム(ARMv6-Mプロセッサ向け個別パッケージ)
     13 * subversion が使用できる場合,以下のコマンドで入手できます.
     14{{{
     15$ svn co http://dev.toppers.jp/svn_user/contrib/ssp_armv6_m_gcc
     16}}}
     17 * または,ブラウザで [https://dev.toppers.jp/trac_user/contrib/browser/ssp_armv6_m_gcc/tags/1.3.0 ソースのブラウズ画面]を開き,画面下部にある"Download in other formats: Zip Archive" のリンクをクリックします.そうすると ZIPアーカイブしたソースコードをダウンロードすることが出来ます.
     18 * 入手したファイルの arch 以下のファイルを,先に取得したSSPカーネルの arch/ ディレクトリ以下に,target以下のファイルも同様に SSPカーネルの target/ 以下に配置します.
     19* [http://www.toppers.jp/cfg-download.html コンフィギュレータ]
     20 * カーネルのコンフィギュレーションに使用します.1.8.0での動作を確認しています.
     21 * 実行ファイルを <カーネルのトップディレクトリ>/cfg/cfg に配置するか,もしくは別の場所においた場合 configure スクリプトの実行時に -g オプションで cfg の実行ファイルの位置を指定することで使用できます.
     22* [http://www.lpcware.com/lpcxpresso/home LPCXpresso IDE]
     23 * コンパイルやデバッグに使用します.コンパイルのために GCC だけが必要であれば [https://launchpad.net/gcc-arm-embedded/] からもダウンロードすることが出来ます.動作確認には GCC 4.9.3(LPCXpresso IDE 7.7.2) を使用しました.
     24* UART通信モジュール.
     25 * サンプルプログラムはシリアルポートを使用しますのでPCとシリアル通信するために使用します.たとえば[http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01977 こちら]のようなものがあればよいでしょう.[[BR]]
     26* 端末エミュレータソフト.
     27 * シリアル通信結果を確認するために使用します.たとえば[http://osdn.jp/projects/ttssh2/ Tera Term]のようなものがあればよいと思います.
     28
     29= 手順 =
     30
     31* Makefile およびサンプルプログラムのセットアップをします.
     32{{{
     33$ cd <カーネルトップディレクトリ>
     34$ mkdir build; cd build
     35$ ../configure -T lpcxpresso_lpc812_gcc
     36}}}
     37
     38* 次にビルドして実行プログラムを作成します.
     39 * コンパイル方法は他のTOPPERSカーネルと同様です.LPCXpresso IDE でビルドするか,もしくはコマンドラインで以下のように実行します.
     40{{{
     41$ make depend
     42$ make
     43}}}
     44
     45* プログラムのダウンロードまたはデバッグには LPCXpresso IDE を使用します.使用方法についてはツール説明文書を参照してください.
     46 * この IDE は,メニュー「File --> Import」で開かれる Import ダイアログから 「Existing Code as Makefile Project」で Makefile を直接インポートすることが可能です.
     47
     48* マイコンボード(LPC812)とUART通信モジュールとは以下の条件で接続しました.
     49 * LPC812ボードの GND, P0_0(RX), P0_4(TX) を使用.ブレッドボードを使用すると簡単に結線して試すことが出来ます.
     50 * UART ピンの電圧は 3.3vで,シリアルUSBモジュールの端子電圧もそれにあわせること.
     51 * 通信条件 19200bps, 8bit, 1stop, parity-none, no-flow