ARM-M依存部(GCC版) ディレクトリ解説 Last Modified:2015 Nov 04 11:43:49 本ディレクトリ(./arch/arm_m_gcc)は,ARMv7-M/ARMv6-Mアーキテクチャの コア及び,ARMv7-M/ARMv6-Mアーキテクチャのコアを用いたチップに依存し, コンパイラとしてGCCを対象した記述を置くためのディレクトリである. ターゲットディレクトリ(./target)との切り分けは,本ディレクトリは,特 定のボードに依存しない再利用可能な記述を置こととし,ターゲットディレク トリは再利用の可能性が低いボードに依存した記述を置くこととする. 再利用可能な範囲としては,ARMv7-M/ARMv6-Mアーキテクチャのコアを用いた チップをまでを想定している.そのため,本ディレクトリに置く依存部をチッ プ依存部と呼ぶ.各チップ依存部はチップ名でディレクトリを作成し,その下 に関連するファイルを置く. 一方,ARMv7-M/ARMv6-Mアーキテクチャのコアに依存した記述は,コア依存部 と呼び,commonディレクトリ以下に置く.各チップ依存部は必要に応じてコア 依存部のファイルを使用する.コア依存部に関しては,common/core_user.txt を参照のこと. チップによっては,コア依存部と同等の機能を持たない場合もある.その場合 は,チップ依存部を作成せず,ターゲット依存部とコア依存部のファイルを組 み合わせればよい.