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ライブラリとOS及びベーシックなサンプルの追加.

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2 Arduino M0ターゲット依存部
3 Last Modified:2015 Nov 22 20:06:05
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5
6○概要
7
8Arduino M0ターゲット依存部は,Arduino M0 Pro をサポートしている.スタ
9ートアップのコードは,Arduino IDEに付属しているGPLライセンスのコードを
10使用するため注意が必
11要である.GPL化を避けるには,これらのコードを置き
12換える必
13要がある.
14
15○カーネルの使用リソース
16
17カーネルは以下のリソースを使用する.
18
19 ・ROM/RAM
20 コードとデータをé…
21ç½®ã™ã‚‹ï¼Ž
22 使用量はオブジェクト数に依存する.
23
24 ・SysTick
25 カーネル内
26部のティックの生成に用いる.
27
28 ・SERCOM5
29 コンソールの出力に使用.
30
31
32○実行環境
33
34動作確認を行った実行環境は,Widnows 7 上の Cygwin である.
35
36ビルドには,Arduino IDE をインストールする必
37要がある.動作確認を行った
38バージョンは次の通りである.
39
40 Arduino IDE 1.7.7
41
42○デバッグ環境
43
44arm-none-eabi-gdb によるデバッグの動作確認を行った. Arduino IDE 付属
45は,Windowsネイティブアプリであるため,Ctrl-Cによる停止等ができない.
46そのため,ソースコードからビルドして使用する.
47
48動作確認を行ったバージョンは次の通りである.
49
50 GNU gdb (GDB) 7.6.2
51
52デバッガの名前を arm-gdb_m0.exe としてパスの通っているフォルダに置く.
53
54ビルド方法は次の通りである.
55
56 $tar xvfj gdb-7.6.2.tar.bz2
57 $mkdir obj
58 $../gdb-7.6/configure --target=arm-none-eabi
59 $make
60
61○コンパイラ
62
63動作確認した GCC は,Arduino IDE 付属の以下のバージョンである.
64
65 gcc version 4.8.3 20140228 (release) [ARM/embedded-4_8-branch
66 revision 208322] (GNU Tools for ARM Embedded Processors)
67
68○ビルド
69
70ビルドに当たっては Arduino IDE のインストールパスをMakefile.targetに指
71定する
72
73ARDUINO_BASE_DIR_WIN = C:\Program Files (x86)\Arduino
74
75○実行
76
77ボードのPROGRAMINGポートとPCを接続する.プロジェクトをビルドしたフォル
78ダで以下のコマンドを実行するとフラッシュに書き込まれ実行が開始される.
79
80 $make run
81
82
83○デバッグ
84
85OpenOCDの起動
86プロジェクトをビルドしたフォルダで以下のコマンドを実行する.
87OpenOCDが起動してターゲットと接続される.
88
89 $make ocd
90
91デバッガの起動
92プロジェクトをビルドしたフォルダで以下のコマンドを実行する.
93フラッシュへの書き込みが開始される.continue コマンドをå…
94¥åŠ›ã™ã‚‹ã¨å®Ÿè¡Œ
95が開始される.
96
97 $make db
98
99○Atmel Studioによるビルドでデバッグ
100
101Atmel StudioによりGUIによるビルドとデバッグが可能である.
102
103動作確認を行ったのは次のバージョンである.
104
105Atmel Studio 7.0 (build 594)
106
107Atmel Studio はソースコードのエンコードがutf8である必
108要があるため,ソー
109スå…
110¨ä½“ã‚’utf8にすることを推奨する.
111
112●Atmel Studio のインストール
113以下のサイトにアクセスして
114
115 http://www.atmel.com/ja/jp/tools/ATMELSTUDIO.aspx
116
117以下のツールを選択する.
118
119 Atmel Studio 7.0 (build 594) web installer (recommended)
120
121メールアドレス等をå…
122¥åŠ›ã™ã‚‹ã¨ãƒ€ã‚¦ãƒ³ãƒ­ãƒ¼ãƒ‰å¯èƒ½ã§ã‚る.
123
124●付属のプロジェクトによるビルド
125
126./atmelstudio/asp.atslnを開く
127メニュー -> Build -> Build Solution を選択してビルド
128メニュー -> Debug -> Start Debugging and Break を選択をしてデバッグの開始
129
130●プロジェクトの作成方法
131
132フォルダを以下の場所に作成する.<asp>はASPカーネルのソースを展開したフ
133ォルダである.
134
135<asp>/<dir1>/<dir2>/
136
137<dir2>以下に本フォルダのMakefileをコピーする.<asp>/sampleから
138sample1.c/sample1.cfg/sample1.h をコピーする.フォルダの場所を変更した
139い場合は,MakefileのSRCDIRを変更すること.
140
141●Atmelプロジェクトの作成
142
143メニュー -> File -> New -> Project
144
145左のメニューから
146
147C/C++ -> GCC C Executable Project を選択
148
149下のボックスの Name に asp とå…
150¥åŠ›ï¼Ž
151
152Device Selection の画面が出るので,
153
154Device Family : SAMD21
155
156を選択して,リストから,
157
158ATSAMD21G18A
159
160を選択.
161
162プロジェクトが作成されるので,main.c 等は不要なので削除.
163
164メニュー -> Debug -> asp Properties を選択
165
166Build タブを選択
167Use External Makefile を選択
168Make file Name に実行したいMakefileをプロジェクトからの相対パスで指定.
169
170ボードのPROGRAMINGポートを接続
171
172Tool タブを選択
173Select debugger/programmer から EDBG を選択
174Programmin settings を Incremental Programming を選択
175
176Advanced タブを選択
177Use GDB のチェックを外す
178
179○変更履歴
180
1812015/11/04
182・新規作成
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.