source: rc_autosar_rh850/trunk/README.txt

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1
2 モデルカー制御プログラム
3 ユーザーマニュアル
4
5 対応バージョン: Release 1.0.1
6 最終更新: 2015年7月17日
7
8----------------------------------------------------------------------
9 TOPPERS Software
10 Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systems/
11 Software
12
13 Copyright (C) 2015 by Embedded and Real-Time Systems Laboratory
14 Graduate School of Information Science, Nagoya Univ., JAPAN
15
16 上記著作権者は,以下の(1)〜(4)の条件を満たす場合に限り,本ソフトウェ
17 ア(本ソフトウェアを改変したものを含む.以下同じ)を使用・複製・改
18 変・再配布(以下,利用と呼ぶ)することを無償で許諾する.
19 (1) 本ソフトウェアをソースコードの形で利用する場合には,上記の著作
20 権表示,この利用条件および下記の無保証規定が,そのままの形でソー
21 スコード中に含まれていること.
22 (2) 本ソフトウェアを,ライブラリ形式など,他のソフトウェア開発に使
23 用できる形で再配布する場合には,再配布に伴うドキュメント(利用
24 者マニュアルなど)に,上記の著作権表示,この利用条件および下記
25 の無保証規定を掲載すること.
26 (3) 本ソフトウェアを,機器に組み込むなど,他のソフトウェア開発に使
27 用できない形で再配布する場合には,次のいずれかの条件を満たすこ
28 と.
29 (a) 再配布に伴うドキュメント(利用者マニュアルなど)に,上記の著
30 作権表示,この利用条件および下記の無保証規定を掲載すること.
31 (b) 再配布の形態を,別に定める方法によって,TOPPERSプロジェクトに
32 報告すること.
33 (4) 本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じるいかなる損
34 害からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを免責すること.
35 また,本ソフトウェアのユーザまたはエンドユーザからのいかなる理
36 由に基づく請求からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを
37 免責すること.
38
39 本ソフトウェアは,無保証で提供されているものである.上記著作権者お
40 よびTOPPERSプロジェクトは,本ソフトウェアに関して,特定の使用目的
41 に対する適合性も含めて,いかなる保証も行わない.また,本ソフトウェ
42 アの利用により直接的または間接的に生じたいかなる損害に関しても,そ
43 の責任を負わない.
44
45 $Id: README.txt 122 2015-07-17 01:31:28Z ertl-honda $
46----------------------------------------------------------------------
47
481.概要
49
50モデルカー制御プログラムはRCカーをベースとしたモデルカーを制御するため
51のプログラムであり,TOPPERSプロジェクトから公開されている車載制御向け
52のソフトウェアプラットホームであるTOPPERS/APを使用している.
53
54
552.プログラム構成
56
57モデルカー制御プログラムは,機能や使用するプラットホームの違いにより次
58のバリエーションがある.
59
601.AUTOSAR OS 対応プログラム
61 各機能をタスクとして実現しているプログラム.
62 RTE等は使用していない.
63
642.AUTOSAR SW-C 対応プログラム:1ECU
65 各機能をランナブルとして実現しているプログラム.
66 1個のECUで動作する.
67
683.AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU
69 各機能をランナブルとして実現しているプログラム.
70 2個のECUで動作する.
71
724.AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(機能追加)
73 各機能をランナブルとして実現しているプログラム.
74 2個のECUで動作する."AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU"に機能を追加し
75 ている.
76
775.AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(SW-C移動)
78 各機能をランナブルとして実現しているプログラム.
79 2個のECUで動作する."AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(機能追加)"の機
80 能配置を変更する.
81
826.AUTOSAR SW-C 対応プログラム:3ECU
83 各機能をランナブルとして実現しているプログラム.
84 3個のECUで動作する.
85
86
873.フォルダ構成
88
89 ./os-applicatation : AUTOSAR OS 対応プログラム
90 ./swc-applicatation :
91 ./1ecu : AUTOSAR SW-C 対応プログラム:1ECU
92 ./2ecu_co_b : AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU
93 ./2ecu_cod_b : AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(機能追加)
94 ./2ecu_od_cb : AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(SW-C移動)
95 ./3ecu : AUTOSAR SW-C 対応プログラム:3ECU
96 ./tools
97 ./SerialCommander.exe : シリアルコマンダー(Windowsアプリケーション)
98 ./doc
99 ./モデルカー構築マニュアル.pdf
100 ./1.開発対象アプリケーション.pdf
101 ./2.開発環境.pdf
102
103
104各AUTOSAR SW-C 対応プログラム に関しては,各フォルダの直下にECU毎のフ
105ォルダが用意されている.
106
107
1084.外部ソフトウェア
109
110モデルカー制御プログラムを動作させるには,TOPPERSプロジェクトから公開
111されている以下のソフトウェアが必要である.
112
113ATK2-SC1 : HSBRH850F1L(CCRH)簡易パッケージ 2015-05-26
114A-RTEGEN : Release 1.2.2
115A-COMSTACK : Release 1.2.1
116A-CANIF : HSBRH850F1L(北斗電子)簡易パッケージ 2015-07-15
117
118それぞれのファイルをダウンロードして,トップフォルダ(os-application等
119が置かれているフォルダ)に展開すること.
120
121ATK2-SC1に関しては,フォルダ名を atk2-sc1_1.3.2 から atk2-sc1 に変更す
122ること.
123
124autosar.org からダウンロードしたスキーマファイル
125(AUTOSAR_4-0-3_STRICT.xsd, xml.xsd) を以下のフォルダにコピーすること.
126
127・a-rtegen\bin\schema
128・atk2-sc1\cfg\cfg
129
130
131
1325. ハードウェア
133
134モデルカー制御プログラムを動作させるためには,市販のRCカーと北斗電子製
135のRCカーキット及びHSBRH850F1L100等を組み合わせたモデルカーを使用する.
136HSBRH850F1L100は最小1台で動作し,最大3台までサポートする.
137
138北斗電子 RCカーキット
139 http://www.hokutodenshi.co.jp/7/HSBRH850F1L100.htm#rccar
140
141北斗電子 HSBRH850F1L100
142 http://www.hokutodenshi.co.jp/7/HSBRH850F1L100.htm
143
144ランニングエレクトロニクス SBDBT5V
145 http://www.runele.com/ca1/8/p-r-s/
146
147PS3コントローラ
148
149ルネサスエレクトロニクス E1
150 http://japan.renesas.com/products/tools/emulation_debugging/onchip_debuggers/e1/
151
1524.1 モデルカーの組み立て
153
154RCカーキット取扱説明書(http://www.hokutodenshi.co.jp/download/manual/RCCAR_KIT_s.pdf)
155及び,モデルカー構築マニュアルに従って組み立てる.
156
157
1586.ビルド
159
160AUTOSAR OS 対応プログラムのビルド方法に関しては,"2.開発環境.pdf"を参
161照のこと.
162
163AUTOSAR SW-C 対応プログラムのビルド方法は,次の通りである.
164
1651.各フォルダの直下にある"ecu_extract.bat"を実行してECU Extractを実行す
166 る.
167
1682.各ECU毎のフォルダにおいて,"generator.bat"を実行して,RTEジェネレー
169 タを実行する.
170
1713.各ECU毎のフォルダにおいて,"configure.mtpj"をCS+でオープンして,ビル
172 ド用のプロジェクト"atk2-sc1.mtpj"を作成する.
173
1744.ビルド用のプロジェクトによってビルドを行う.
175
176
1777.実行
178
179実行方法については,"2.開発環境.pdf"を参照のこと.
180
181PS3コントローラによる操作方法については,"1.開発対象アプリケーション
182.pdf" を参照のこと.
183
184
1857.1 パラメータ調整
186
187ESC(スピードコントローラ)の種類によってはESCのパラメータ調整が必要な
188場合がある.現状の動作確認済みはタミヤTLU-105BK/TEU-104BKであるが,同
189じESCであっても個体差によりパラメータが異なる場合がある
190
191詳細については,"2.開発環境.pdf"を参照のこと.
192
193
1948.シリアルコマンダー
195
196シリアルコマンダーは,PC上のプログラムで,以下のアプリケーションにおい
197て,モデルカーの制御状態を表示する.
198
199AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(機能追加)
200AUTOSAR SW-C 対応プログラム:2ECU(SW-C移動)
201AUTOSAR SW-C 対応プログラム:3ECU
202
203シリアルコマンダーは,富士ソフト株式会社により開発されたプログラムであ
204り,ライセンスは次の通りである.
205
206----
207富士ソフト株式会社は,本ソフトウェアに関して,現状有姿の状態で提供し,
208特定の使用目的に対する適合性および第三者の権利を侵害していないことも
209含めて,いかなる保証も行いません.
210本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じた,いかなる損害に
211関しても,その責任を負いません.
212----
213
214以上
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.