source: azure_iot_hub_f767zi/trunk/asp_baseplatform/arch/arm_m_gcc/common/core_config.h@ 457

Last change on this file since 457 was 457, checked in by coas-nagasima, 4 years ago

ファイルを追加

  • Property svn:eol-style set to native
  • Property svn:mime-type set to text/x-chdr;charset=UTF-8
File size: 21.1 KB
Line 
1/*
2 * TOPPERS/ASP Kernel
3 * Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systems/
4 * Advanced Standard Profile Kernel
5 *
6 * Copyright (C) 2008-2011,2015 by Embedded and Real-Time Systems Laboratory
7 * Graduate School of Information Science, Nagoya Univ., JAPAN
8 *
9 * 上記著作権者は,以下の(1)~(4)の条件を満たす場合に限り,本ソフトウェ
10 * ア(本ソフトウェアを改変したものを含む.以下同じ)を使用・複製・改
11 * 変・再配布(以下,利用と呼ぶ)することを無償で許諾する.
12 * (1) 本ソフトウェアをソースコードの形で利用する場合には,上記の著作
13 * 権表示,この利用条件および下記の無保証規定が,そのままの形でソー
14 * スコード中に含まれていること.
15 * (2) 本ソフトウェアを,ライブラリ形式など,他のソフトウェア開発に使
16 * 用できる形で再配布する場合には,再配布に伴うドキュメント(利用
17 * 者マニュアルなど)に,上記の著作権表示,この利用条件および下記
18 * の無保証規定を掲載すること.
19 * (3) 本ソフトウェアを,機器に組み込むなど,他のソフトウェア開発に使
20 * 用できない形で再配布する場合には,次のいずれかの条件を満たすこ
21 * と.
22 * (a) 再配布に伴うドキュメント(利用者マニュアルなど)に,上記の著
23 * 作権表示,この利用条件および下記の無保証規定を掲載すること.
24 * (b) 再配布の形態を,別に定める方法によって,TOPPERSプロジェクトに
25 * 報告すること.
26 * (4) 本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じるいかなる損
27 * 害からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを免責すること.
28 * また,本ソフトウェアのユーザまたはエンドユーザからのいかなる理
29 * 由に基づく請求からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを
30 * 免責すること.
31 *
32 * 本ソフトウェアは,無保証で提供されているものである.上記著作権者お
33 * よびTOPPERSプロジェクトは,本ソフトウェアに関して,特定の使用目的
34 * に対する適合性も含めて,いかなる保証も行わない.また,本ソフトウェ
35 * アの利用により直接的または間接的に生じたいかなる損害に関しても,そ
36 * の責任を負わない.
37 *
38 * @(#) $Id$
39 */
40
41/*
42 * プロセッサ依存モジュール(ARM-M用)
43 *
44 * このインクルードファイルは,target_config.h(または,そこからインク
45 * ルードされるファイル)のみからインクルードされる.他のファイルから
46 * 直接インクルードしてはならない.
47 */
48#ifndef TOPPERS_CORE_CONFIG_H
49#define TOPPERS_CORE_CONFIG_H
50
51/*
52 * エラーチェック方法の指定
53 */
54#define CHECK_STKSZ_ALIGN 8 /* スタックサイズのアライン単位 */
55#define CHECK_FUNC_ALIGN 1 /* 関数のアライン単位 */
56#define CHECK_FUNC_NONNULL /* 関数の非NULLチェック */
57#define CHECK_STACK_ALIGN 8 /* スタック領域のアライン単位 */
58#define CHECK_STACK_NONNULL /* スタック領域の非NULLチェック */
59#define CHECK_MPF_ALIGN 4 /* 固定長メモリプール領域のアライン単位 */
60#define CHECK_MPF_NONNULL /* 固定長メモリプール領域の非NULLチェック */
61#define CHECK_MB_ALIGN 4 /* 管理領域のアライン単位 */
62
63#ifndef TOPPERS_MACRO_ONLY
64
65/*
66 * プロセッサの特殊命令のインライン関数定義
67 */
68#include <core_insn.h>
69
70/*
71 * 非タスクコンテキスト用のスタック初期値
72 */
73#define TOPPERS_ISTKPT(istk, istksz) ((STK_T *)((uint8_t *)(istk) + (istksz)))
74
75/*
76 * タスクコンテキストブロックの定義
77 */
78typedef struct task_context_block {
79 void *sp; /* スタックポインタ */
80 FP pc; /* プログラムカウンタ */
81} TSKCTXB;
82
83/*
84 * コンテキストの参照
85 *
86 */
87Inline bool_t
88sense_context(void)
89{
90 /*
91 * PSPが有効ならタスクコンテキスト,MSPが有効なら非タスクコンテキスト
92 * とする.
93 */
94 if ((get_control() & CONTROL_PSP) == CONTROL_PSP){
95 return false;
96 }
97 else {
98 return true;
99 }
100}
101
102/*
103 * スタートアップルーチン(start.S)
104 */
105extern void _start(void);
106
107/*
108 * 最高優先順位タスクへのディスパッチ(core_support.S)
109 *
110 * dispatchは,タスクコンテキストから呼び出されたサービスコール処理か
111 * ら呼び出すべきもので,タスクコンテキスト・CPUロック状態・ディスパッ
112 * チ許可状態・(モデル上の)割込み優先度マスク全解除状態で呼び出さな
113 * ければならない.
114 */
115extern void dispatch(void);
116
117/*
118 * ディスパッチャの動作開始(core_support.S)
119 *
120 * start_dispatchは,カーネル起動時に呼び出すべきもので,すべての割込
121 * みを禁止した状態(割込みロック状態と同等の状態)で呼び出さなければ
122 * ならない.
123 */
124extern void start_dispatch(void) NoReturn;
125
126/*
127 * 現在のコンテキストを捨ててディスパッチ(core_support.S)
128 *
129 * exit_and_dispatchは,ext_tskから呼び出すべきもので,タスクコンテキ
130 * スト・CPUロック状態・ディスパッチ許可状態・(モデル上の)割込み優先
131 * 度マスク全解除状態で呼び出さなければならない.
132 */
133extern void exit_and_dispatch(void) NoReturn;
134
135/*
136 * カーネルの終了処理の呼出し(core_support.S)
137 *
138 * call_exit_kernelは,カーネルの終了時に呼び出すべきもので,非タスク
139 * コンテキストに切り換えて,カーネルの終了処理(exit_kernel)を呼び出
140 * す.
141 */
142extern void call_exit_kernel(void) NoReturn;
143
144/*
145 * タスクコンテキストの初期化
146 *
147 * タスクが休止状態から実行できる状態に移行する時に呼ばれる.この時点
148 * でスタック領域を使ってはならない.
149 *
150 * activate_contextを,インライン関数ではなくマクロ定義としているのは,
151 * この時点ではTCBが定義されていないためである.
152 */
153extern void start_r(void);
154
155#define activate_context(p_tcb) \
156{ \
157 (p_tcb)->tskctxb.sp = (void *)((uint8_t *)((p_tcb)->p_tinib->stk) \
158 + (p_tcb)->p_tinib->stksz); \
159 (p_tcb)->tskctxb.pc = (FP) start_r; \
160}
161
162/*
163 * calltexは使用しない
164 */
165#define OMIT_CALLTEX
166
167/*
168 * 割込み番号・割込みハンドラ番号
169 *
170 * 割込みハンドラ番号(inhno)と割込み番号(intno)は,割り込み発生時に
171 * IPSRに設定される例外番号とする.
172 */
173
174/*
175 * 割込み番号の範囲の判定
176 */
177#define VALID_INTNO(intno) ((TMIN_INTNO <= (intno)) && ((intno) <= TMAX_INTNO))
178#define VALID_INTNO_CREISR(intno) VALID_INTNO(intno)
179#define VALID_INTNO_DISINT(intno) VALID_INTNO(intno)
180#define VALID_INTNO_CFGINT(intno) VALID_INTNO(intno)
181
182/*
183 * 割込みハンドラの設定
184 *
185 * ベクトル番号inhnoの割込みハンドラの起動番地int_entryに設定する.割込み
186 * ハンドラテーブル
187 */
188Inline void
189x_define_inh(INHNO inhno, FP int_entry)
190{
191
192}
193
194/*
195 * 割込みハンドラの出入口処理の生成マクロ
196 *
197 */
198#define INT_ENTRY(inhno, inthdr) inthdr
199#define INTHDR_ENTRY(inhno, inhno_num, inthdr) extern void inthdr(void);
200
201/*
202 * 割込み要求ラインの属性の設定
203 */
204extern void x_config_int(INTNO intno, ATR intatr, PRI intpri);
205
206/*
207 * 割込みハンドラ入口で必要なIRC操作
208 */
209Inline void
210i_begin_int(INTNO intno)
211{
212}
213
214/*
215 * 割込みハンドラの出口で必要なIRC操作
216 */
217Inline void
218i_end_int(INTNO intno)
219{
220}
221
222/*
223 * CPU例外エントリ(core_support.S)
224 */
225extern void core_exc_entry(void);
226
227/*
228 * 割込みエントリ(core_support.S)
229 */
230extern void core_int_entry(void);
231
232/*
233 * プロセッサ依存の初期化
234 */
235extern void core_initialize(void);
236
237/*
238 * プロセッサ依存の終了時処理
239 */
240extern void core_terminate(void);
241
242/*
243 * 登録されていない例外が発生すると呼び出される
244 */
245extern void default_exc_handler(void *p_excinf);
246
247/*
248 * 未登録の割込みが発生した場合に呼び出される
249 */
250extern void default_int_handler(void *p_excinf);
251
252#endif /* TOPPERS_MACRO_ONLY */
253
254/*
255 * ARMv7-MとARMv6-Mで異なる処理
256 * ARMv6-Mの処理はcore_config_armv6m.hに記述する
257 */
258#if __TARGET_ARCH_THUMB == 4
259
260/*
261 * ARMv7-Mに関する処理
262 */
263
264/*
265 * ターゲット依存のオブジェクト属性
266 */
267#define TARGET_INHATR TA_NONKERNEL /* ターゲット定義の割込みハンドラ属性 */
268
269/*
270 * TOPPERS標準割込み処理モデルの実現
271 *
272 * 割込み優先度マスクとしては,BASEPRIを用いる.全割込みを禁止する
273 * 機能として,FAULTMASKやPRIMASKがあるが,カーネル管理外の割込みを
274 * サポートするため,これらはCPUロックのために用いない.
275 * そのため,BASEPRIを用いて擬似的にCPUロックフラグを実現する.
276 *
277 * まず,CPUロック状態を管理すための変数(lock_flag)を用意する.
278 *
279 * CPUロックフラグがクリアされている間は,BASEPRIをモデル上の割込み
280 * 優先度マスクの値に設定する.この間は,モデル上の割込み優先度マス
281 * クは,BASEPRIを用いる.
282 *
283 * それに対してCPUロックフラグがセットされいる間は,BASEPRIを,カーネ
284 * ル管理外のものを除くすべての割込み要求をマスクする値(TIPM_LOCK)と,
285 * モデル上の割込み優先度マスクとの高い方に設定する.この間のモデル上
286 * の割込み優先度マスクは,そのための変数(saved_iipm, 内部表現で保持)
287 * を用意して保持する.
288 */
289
290/*
291 * 割込み優先度マスクの外部表現と内部表現の変換
292 *
293 * アセンブリ言語のソースファイルからインクルードする場合のために,
294 * CASTを使用
295 * 割込み優先度のビット幅(TBITW_IPRI)が 8 の場合は,内部優先度 255
296 * は,外部優先度 -1 に対応する.
297 */
298#define EXT_IPM(iipm) (CAST(PRI,((iipm >> (8 - TBITW_IPRI)) - (1 << TBITW_IPRI)))) /* 内部表現を外部表現に */
299#define INT_IPM(ipm) (((1 << TBITW_IPRI) - CAST(uint8_t, -(ipm))) << (8 - TBITW_IPRI)) /* 外部表現を内部表現に */
300
301/*
302 * 割込み優先度マスクをNVICの優先度に変換
303 */
304#define INT_NVIC_PRI(ipm) INT_IPM(ipm)
305
306/*
307 * CPUロック状態での割込み優先度マスク
308 */
309#define TIPM_LOCK TMIN_INTPRI
310
311/*
312 * CPUロック状態での割込み優先度マスクの内部表現
313 *
314 * TIPM_LOCKは,CPUロック状態でのBASEPRIの値.カーネル管理外のものを
315 * 除くすべての割込みをマスクする値に定義する.
316 */
317#define IIPM_LOCK INT_IPM(TIPM_LOCK)
318
319/*
320 * TIPM_ENAALL(割込み優先度マスク全解除)の内部表現
321 *
322 * BASEPRIに '0' を設定することで,全割込みを許可する.
323 */
324#define IIPM_ENAALL (0)
325
326#ifndef TOPPERS_MACRO_ONLY
327
328/*
329 * CPUロックフラグ実現のための変数
330 *
331 * これらの変数は,CPUロック状態の時のみ書き換えてもよいとする.
332 * インライン関数中で,アクセスの順序が変化しないよう,volatile を指定.
333 */
334extern volatile bool_t lock_flag; /* CPUロックフラグの値を保持する変数 */
335extern volatile uint32_t saved_iipm; /* 割込み優先度をマスクする変数 */
336
337/*
338 * CPUロック状態への移行
339 *
340 * BASEPRI(ハードウェアの割込み優先度マスク)を,saved_iipmに保存し,
341 * カーネル管理外のものを除くすべての割込みをマスクする値(TIPM_LOCK)
342 * に設定する.また,lock_flagをtrueにする.
343 *
344 * BASEPRIが,最初からTIPM_LOCKと同じかそれより高い場合には,それを
345 * saved_iipmに保存するのみで,TIPM_LOCKには設定しない.これは,モデル
346 * 上の割込み優先度マスクが,TIPM_LOCKと同じかそれより高いレベルに設定
347 * されている状態にあたる.
348 *
349 * この関数は,CPUロック状態(lock_flagがtrueの状態)で呼ばれることは
350 * ないものと想定している.
351 */
352Inline void
353x_lock_cpu(void)
354{
355 uint32_t iipm;
356
357 /*
358 * get_basepri()の返り値を直接saved_iipmに保存せず,一時変数iipm
359 * を用いているのは,get_baespri()を呼んだ直後に割込みが発生し,
360 * 起動された割込み処理でsaved_iipmが変更される可能性があるためで
361 * ある.
362 */
363 iipm = get_basepri();
364 /*
365 * BASEPRIレジスタは値が小さいほど優先度が高いが,IIPM_ENAALL が
366 * '0'であるため,単純に優先度比較だけでは不十分である.
367 */
368 if ((IIPM_LOCK < iipm) || (IIPM_ENAALL == iipm)) {
369 set_basepri(IIPM_LOCK);
370 }
371 saved_iipm = iipm;
372 lock_flag = true;
373
374 /* クリティカルセクションの前後でメモリが書き換わる可能性がある */
375 ARM_MEMORY_CHANGED;
376}
377
378#define t_lock_cpu() x_lock_cpu()
379#define i_lock_cpu() x_lock_cpu()
380
381/*
382 * CPUロック状態の解除
383 *
384 * lock_flagをfalseにし,IPM(ハードウェアの割込み優先度マスク)を,
385 * saved_iipmに保存した値に戻す.
386 *
387 * この関数は,CPUロック状態(lock_flagがtrueの状態)でのみ呼ばれるも
388 * のと想定している.
389 */
390Inline void
391x_unlock_cpu(void)
392{
393 /* クリティカルセクションの前後でメモリが書き換わる可能性がある */
394 ARM_MEMORY_CHANGED;
395 lock_flag = false;
396 set_basepri(saved_iipm);
397}
398
399#define t_unlock_cpu() x_unlock_cpu()
400#define i_unlock_cpu() x_unlock_cpu()
401
402/*
403 * CPUロック状態の参照
404 */
405Inline bool_t
406x_sense_lock(void)
407{
408 return(lock_flag);
409}
410
411#define t_sense_lock() x_sense_lock()
412#define i_sense_lock() x_sense_lock()
413
414/*
415 * chg_ipmで有効な割込み優先度の範囲の判定
416 *
417 * TMIN_INTPRIの値によらず,chg_ipmでは,-(1 << TBITW_IPRI)~TIPM_ENAALL(=0)
418 * の範囲に設定できることとする(ターゲット定義の拡張).
419 * 割込み優先度のビット幅(TBITW_IPRI)が 8 の場合は,-256 ~ 0 が指定可能である.
420 *
421 */
422#define VALID_INTPRI_CHGIPM(intpri) \
423 ((-((1 << TBITW_IPRI) - 1) <= (intpri) && (intpri) <= TIPM_ENAALL))
424
425/*
426 * (モデル上の)割込み優先度マスクの設定
427 *
428 * CPUロックフラグがクリアされている時は,ハードウェアの割込み優先度マ
429 * スクを設定する.CPUロックフラグがセットされている時は,saved_iipm
430 * を設定し,さらに,ハードウェアの割込み優先度マスクを,設定しようと
431 * した(モデル上の)割込み優先度マスクとTIPM_LOCKの高い方に設定する.
432 */
433Inline void
434x_set_ipm(PRI intpri)
435{
436 uint8_t iipm = INT_IPM(intpri);
437
438 if (intpri == TIPM_ENAALL){
439 iipm = IIPM_ENAALL;
440 }
441
442 if (!lock_flag) {
443 set_basepri(iipm);
444 }
445 else {
446 saved_iipm = iipm;
447 /*
448 * BASEPRIレジスタは値が小さいほど優先度が高いが,IIPM_ENAALL が
449 * '0'であるため,単純に優先度比較だけでは不十分である.
450 */
451 if ((iipm < IIPM_LOCK ) && (IIPM_ENAALL != iipm)) {
452 set_basepri(iipm);
453 }
454 else {
455 set_basepri(IIPM_LOCK);
456 }
457 }
458}
459
460#define t_set_ipm(intpri) x_set_ipm(intpri)
461#define i_set_ipm(intpri) x_set_ipm(intpri)
462
463/*
464 * (モデル上の)割込み優先度マスクの参照
465 *
466 * CPUロックフラグがクリアされている時はハードウェアの割込み優先度マ
467 * スクを,セットされている時はsaved_iipmを参照する.
468 */
469Inline PRI
470x_get_ipm(void)
471{
472 uint8_t iipm;
473
474 if (!lock_flag) {
475 iipm = get_basepri();
476 }
477 else {
478 iipm = saved_iipm;
479 }
480
481 if (iipm == IIPM_ENAALL) {
482 return(TIPM_ENAALL);
483 }
484 else {
485 return(EXT_IPM(iipm));
486 }
487}
488
489#define t_get_ipm() x_get_ipm()
490#define i_get_ipm() x_get_ipm()
491
492/*
493 * 割込み要求禁止フラグ
494 */
495
496/*
497 * 割込み属性が設定されているかを判別するための変数(kernel_cfg.c)
498 */
499extern const uint32_t bitpat_cfgint[];
500
501/*
502 * 割込み要求禁止フラグのセット
503 *
504 * 割込み属性が設定されていない割込み要求ラインに対して割込み要求禁止
505 * フラグをクリアしようとした場合には,falseを返す.
506 */
507Inline bool_t
508x_disable_int(INTNO intno)
509{
510 uint32_t tmp;
511
512 /*
513 * 割込み属性が設定されていない場合
514 */
515 if ((bitpat_cfgint[intno >> 5] & (1 << (intno & 0x1f))) == 0x00) {
516 return(false);
517 }
518
519 if (intno == IRQNO_SYSTICK) {
520 tmp = sil_rew_mem((void *)SYSTIC_CONTROL_STATUS);
521 tmp &= ~SYSTIC_TICINT;
522 sil_wrw_mem((void *)SYSTIC_CONTROL_STATUS, tmp);
523 }else {
524 tmp = intno - 16;
525 sil_wrw_mem((void *)((uint32_t *)NVIC_CLRENA0 + (tmp >> 5)),
526 (1 << (tmp & 0x1f)));
527 }
528
529 return(true);
530}
531
532#define t_disable_int(intno) x_disable_int(intno)
533#define i_disable_int(intno) x_disable_int(intno)
534
535/*
536 * 割込み要求禁止フラグの解除
537 *
538 * 割込み属性が設定されていない割込み要求ラインに対して割込み要求禁止
539 * フラグをクリアしようとした場合には,falseを返す.
540 */
541Inline bool_t
542x_enable_int(INTNO intno)
543{
544 uint32_t tmp;
545
546 /*
547 * 割込み属性が設定されていない場合
548 */
549 if ((bitpat_cfgint[intno >> 5] & (1 << (intno & 0x1f))) == 0x00) {
550 return(false);
551 }
552
553 if (intno == IRQNO_SYSTICK) {
554 tmp = sil_rew_mem((void *)SYSTIC_CONTROL_STATUS);
555 tmp |= SYSTIC_TICINT;
556 sil_wrw_mem((void *)SYSTIC_CONTROL_STATUS, tmp);
557 }else {
558 tmp = intno - 16;
559 sil_wrw_mem((void *)((uint32_t *)NVIC_SETENA0 + (tmp >> 5)),
560 (1 << (tmp & 0x1f)));
561 }
562 return(true);
563}
564
565#define t_enable_int(intno) x_enable_int(intno)
566#define i_enable_int(intno) x_enable_int(intno)
567
568/*
569 * SVCハンドラ(core_support.S)
570 */
571extern void svc_handler(void);
572
573#endif /* TOPPERS_MACRO_ONLY */
574
575/*
576 * FPU関連の定義
577 */
578
579/*
580 * FPCCRの初期値
581 */
582#if defined(TOPPERS_FPU_NO_PRESERV)
583#define FPCCR_INIT FPCCR_NO_PRESERV
584#elif defined(TOPPERS_FPU_NO_LAZYSTACKING)
585#define FPCCR_INIT FPCCR_NO_LAZYSTACKING
586#elif defined(TOPPERS_FPU_LAZYSTACKING)
587#define FPCCR_INIT FPCCR_LAZYSTACKING
588#endif /* defined(TOPPERS_FPU_NO_PRESERV) */
589
590#else /* __TARGET_ARCH_THUMB == 3 */
591
592/*
593 * ARMv6-Mに関する処理
594 */
595#include "core_config_v6m.h"
596
597#endif /* __TARGET_ARCH_THUMB == 4 */
598
599#ifndef TOPPERS_MACRO_ONLY
600
601/*
602 * CPU例外ハンドラ関係
603 */
604
605/*
606 * CPU例外ハンドラ番号
607 */
608#define VALID_EXCNO_DEFEXC(excno) (TMIN_EXCNO <= (excno) && (excno) <= TMAX_EXCNO)
609
610/*
611 * CPU例外ハンドラの許可
612 */
613extern void enable_exc(EXCNO excno);
614
615/*
616 * CPU例外ハンドラの禁止
617 */
618extern void disable_exc(EXCNO excno);
619
620/*
621 * CPU例外ハンドラの設定
622 */
623Inline void
624x_define_exc(EXCNO excno, FP exc_entry)
625{
626 /*
627 * 一部の例外は許可を行う必要がある
628 */
629 enable_exc(excno);
630}
631
632/*
633 * CPU例外ハンドラの入口処理の生成マクロ
634 */
635#define EXC_ENTRY(excno, exchdr) exchdr
636#define EXCHDR_ENTRY(excno, excno_num, exchdr) extern void exchdr(void *p_excinf);
637
638/*
639 * CPU例外の発生した時のコンテキストの参照
640 *
641 * CPU例外の発生した時のコンテキストが,タスクコンテキストの時にfalse,
642 * そうでない時にtrueを返す.
643 */
644Inline bool_t
645exc_sense_context(void *p_excinf)
646{
647 uint32_t exc_return;
648
649 exc_return = *((uint32_t *)p_excinf + P_EXCINF_OFFSET_EXC_RETURN);
650 if ((exc_return & EXC_RETURN_PSP) == EXC_RETURN_PSP){
651 return false;
652 }
653 else {
654 return true;
655 }
656}
657
658/*
659 * CPU例外の発生した時のIPM(ハードウェアの割込み優先度マスク,内部表
660 * 現)の参照
661 */
662Inline uint32_t
663exc_get_iipm(void *p_excinf)
664{
665 return(*((uint32_t *)p_excinf + P_EXCINF_OFFSET_IIPM));
666}
667
668/*
669 * CPU例外の発生した時のコンテキストと割込みのマスク状態の参照
670 *
671 * CPU例外の発生した時のシステム状態が,カーネル実行中でなく,タスクコ
672 * ンテキストであり,割込みロック状態でなく,CPUロック状態でなく,(モ
673 * デル上の)割込み優先度マスク全解除状態である時にtrue,そうでない時
674 * にfalseを返す(CPU例外がカーネル管理外の割込み処理中で発生した場合
675 * にもfalseを返す).
676 *
677 * PU例外の発生した時のBASEPRI(ハードウェアの割込み優先度マスク)
678 * がすべての割込みを許可する状態であることをチェックすることで,カー
679 * ネル実行中でないこと,割込みロック状態でないこと,CPUロック状態でな
680 * いこと,(モデル上の)割込み優先度マスク全解除状態であることの4つの
681 * 条件をチェックすることができる(CPU例外が発生した時のlock_flagを参
682 * 照する必要はない).
683 */
684Inline bool_t
685exc_sense_intmask(void *p_excinf)
686{
687 return(!exc_sense_context(p_excinf)
688 && (exc_get_iipm(p_excinf) == IIPM_ENAALL) && !x_sense_lock());
689}
690#endif /* TOPPERS_MACRO_ONLY */
691
692#endif /* TOPPERS_CORE_CONFIG_H */
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.