source: EcnlProtoTool/trunk/asp3_dcre/arch/arm_gcc/common/core_test.h

Last change on this file was 439, checked in by coas-nagasima, 4 years ago

mrubyを2.1.1に更新

  • Property svn:eol-style set to native
  • Property svn:mime-type set to text/x-chdr;charset=UTF-8
File size: 7.1 KB
Line 
1/*
2 * TOPPERS/ASP Kernel
3 * Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systems/
4 * Advanced Standard Profile Kernel
5 *
6 * Copyright (C) 2006-2019 by Embedded and Real-Time Systems Laboratory
7 * Graduate School of Information Science, Nagoya Univ., JAPAN
8 *
9 * 上記著作権者は,以下の(1)~(4)の条件を満たす場合に限り,本ソフトウェ
10 * ア(本ソフトウェアを改変したものを含む.以下同じ)を使用・複製・改
11 * 変・再配布(以下,利用と呼ぶ)することを無償で許諾する.
12 * (1) 本ソフトウェアをソースコードの形で利用する場合には,上記の著作
13 * 権表示,この利用条件および下記の無保証規定が,そのままの形でソー
14 * スコード中に含まれていること.
15 * (2) 本ソフトウェアを,ライブラリ形式など,他のソフトウェア開発に使
16 * 用できる形で再配布する場合には,再配布に伴うドキュメント(利用
17 * 者マニュアルなど)に,上記の著作権表示,この利用条件および下記
18 * の無保証規定を掲載すること.
19 * (3) 本ソフトウェアを,機器に組み込むなど,他のソフトウェア開発に使
20 * 用できない形で再配布する場合には,次のいずれかの条件を満たすこ
21 * と.
22 * (a) 再配布に伴うドキュメント(利用者マニュアルなど)に,上記の著
23 * 作権表示,この利用条件および下記の無保証規定を掲載すること.
24 * (b) 再配布の形態を,別に定める方法によって,TOPPERSプロジェクトに
25 * 報告すること.
26 * (4) 本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じるいかなる損
27 * 害からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを免責すること.
28 * また,本ソフトウェアのユーザまたはエンドユーザからのいかなる理
29 * 由に基づく請求からも,上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを
30 * 免責すること.
31 *
32 * 本ソフトウェアは,無保証で提供されているものである.上記著作権者お
33 * よびTOPPERSプロジェクトは,本ソフトウェアに関して,特定の使用目的
34 * に対する適合性も含めて,いかなる保証も行わない.また,本ソフトウェ
35 * アの利用により直接的または間接的に生じたいかなる損害に関しても,そ
36 * の責任を負わない.
37 *
38 * $Id$
39 */
40
41/*
42 * テストプログラムのコア依存部(ARM用)
43 *
44 * このヘッダファイルは,target_test.h(または,そこからインクルードさ
45 * れるファイル)のみからインクルードされる.他のファイルから直接イン
46 * クルードしてはならない.
47 */
48
49#ifndef TOPPERS_CORE_TEST_H
50#define TOPPERS_CORE_TEST_H
51
52#include <t_stddef.h>
53#include "arm.h"
54
55/*
56 * 不正アドレスの定義(メモリのない番地に設定する)
57 */
58#ifndef ILLEGAL_IADDR
59#define ILLEGAL_IADDR 0xd0000000U /* 不正命令アドレス */
60#endif /* ILLEGAL_IADDR */
61
62#ifndef ILLEGAL_DADDR
63#define ILLEGAL_DADDR 0xd0000000U /* 不正データアドレス */
64#endif /* ILLEGAL_DADDR */
65
66/*
67 * サンプルプログラムで用いるCPU例外の発生
68 */
69#if defined(USE_CPUEXC_SVC)
70
71#define CPUEXC1 EXCNO_SVC /* スーパバイザコール */
72#define RAISE_CPU_EXCEPTION RAISE_CPU_EXCEPTION_SVC
73#define PREPARE_RETURN_CPUEXC PREPARE_RETURN_CPUEXC_SVC
74
75#elif defined(USE_CPUEXC_PABORT)
76
77#define CPUEXC1 EXCNO_PABORT /* プリフェッチアボート */
78#define RAISE_CPU_EXCEPTION RAISE_CPU_EXCEPTION_PABORT
79#define PREPARE_RETURN_CPUEXC PREPARE_RETURN_CPUEXC_PABORT
80
81#elif defined(USE_CPUEXC_DABORT)
82
83#define CPUEXC1 EXCNO_DABORT /* データアボート */
84#define RAISE_CPU_EXCEPTION RAISE_CPU_EXCEPTION_DABORT
85#define PREPARE_RETURN_CPUEXC PREPARE_RETURN_CPUEXC_DABORT
86
87#elif defined(USE_CPUEXC_FATAL)
88
89#define CPUEXC1 EXCNO_FATAL /* フェイタルデータアボート */
90#define RAISE_CPU_EXCEPTION RAISE_CPU_EXCEPTION_FATAL
91/* フェイタルデータアボート例外ハンドラからリターンしてはならない */
92
93#else
94
95#define CPUEXC1 EXCNO_UNDEF /* 未定義命令 */
96#define RAISE_CPU_EXCEPTION RAISE_CPU_EXCEPTION_UNDEF
97#define PREPARE_RETURN_CPUEXC PREPARE_RETURN_CPUEXC_UNDEF
98
99#endif
100
101/*
102 * スーパバイザコールによるCPU例外の発生
103 *
104 * svc #0によりCPU例外を発生させる.svc命令によりlrレジスタが上書きさ
105 * れるため,lrレジスタは破壊されるものと指定している.CPU例外ハンド
106 * ラからそのままリターンすることで,svc命令の次の命令から実行が継続
107 * する.
108 */
109#define RAISE_CPU_EXCEPTION_SVC Asm("svc #0":::"lr")
110#define PREPARE_RETURN_CPUEXC_SVC
111
112/*
113 * プリフェッチアボートによるCPU例外の発生
114 *
115 * 不正な番地を関数の先頭番地として呼び出すことで,プリフェッチアボー
116 * トによるCPU例外を発生させる.不正な番地に分岐した命令をスキップし
117 * てCPU例外ハンドラからリターンするために,戻り番地には,lrレジスタ
118 * の値(不正な番地への分岐命令からのリターン番地が入っている)を設定
119 * する.
120 */
121#define RAISE_CPU_EXCEPTION_PABORT (((void (*)(void)) ILLEGAL_IADDR)())
122#define PREPARE_RETURN_CPUEXC_PABORT (((T_EXCINF *) p_excinf)->pc \
123 = ((T_EXCINF *) p_excinf)->lr)
124
125/*
126 * データアボートによるCPU例外の発生
127 *
128 * 不正な番地をリードすることで,データアボートによるCPU例外を発生さ
129 * せる.データアボートを起こした命令をスキップしてCPU例外ハンドラか
130 * らリターンするために,戻り番地から4を減算する(ARMモードで使うこと
131 * を想定している).
132 */
133#define RAISE_CPU_EXCEPTION_DABORT (void)(*((volatile uint32_t *) \
134 ILLEGAL_DADDR))
135#define PREPARE_RETURN_CPUEXC_DABORT (((T_EXCINF *) p_excinf)->pc -= 4U)
136
137/*
138 * フェイタルデータアボートによるCPU例外の発生
139 *
140 * スタックポインタを不正にして,未定義命令を実行することで,フェイタ
141 * ルデータアボートによるCPU例外を発生させる.CPU例外ハンドラからリター
142 * ンしてはならない.
143 */
144#define RAISE_CPU_EXCEPTION_FATAL Asm("mov sp, %0\n" \
145 "\t.word 0xf0500090" \
146 ::"I"(ILLEGAL_DADDR))
147
148/*
149 * 未定義命令によるCPU例外の発生
150 *
151 * 未定義命令によりCPU例外を発生させる.使用している未定義命令は,
152 * "Multiply and multiply accumulate"命令群のエンコーディング内におけ
153 * る未定義命令である.CPU例外ハンドラからそのままリターンすることで,
154 * 未定義命令の次の命令から実行が継続する(ARMモードで使うことを想定
155 * している).
156 */
157#define RAISE_CPU_EXCEPTION_UNDEF Asm(".word 0xf0500090")
158#define PREPARE_RETURN_CPUEXC_UNDEF
159
160#endif /* TOPPERS_CORE_TEST_H */
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.